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新しい商品の普及には時間がかかることには慣れていますが、今回は若い人たちに評価
されているようなのでなおさらその展開が解りません
うたうま君の右からはカラオケの伴奏が聞こえ、左の耳には自分の発声した声がマイクを通したように大きく聞こえてきます
まるでカラオケボックスで一人で歌っているような気分になります
もしも傍に誰かが聞いていたらちょうどアカペラで歌っているように聞こえます
音のずれなどはすぐにわかってしまいます
モニターとして既に100台ほどは若い方たちに渡してそして色々と意見を聞いています
子供のころに筆箱の蓋を耳に当ててもしもし・・・なんて電話を掛けているというような遊びをしていた事を懐かしく思います
今の子供たちも骨伝導がどうだとかいう事なんか知らなくてもヘッドホンをつけて喋ることがとても楽しいようです
自分の声が自分の耳に届くことは当り前のことなのにヘッドホンを通して聞く自分の声は他人の声のようなそんな面白さがあるのだと思います
ちょうどモスキート音のように大人には全く聞こえないのに子供にははっきりと聞こえるような、それは子供にしかわからない面白さがこの「うたうま君」にはあるのだろうかと不思議な気がします
小学生にうたうま君をモニターで渡してなにが面白いのかと、どこが気に入ったのかと色々と試して私も理解したいとも考えています
世の中にない商品を普及させるには中身が本物でないとなかなか普及しないのはよくわかっていますが・・・
考案者の独りよがりでは特許はなかなか取得はできない筈だけれど、特許庁の審査員も同類の人間なら・・それは普及しないのかも・・・・ね